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危険ドラッグ福井事件で吉野健太郎に懲役2年求刑

林田力

危険ドラッグ福井事件の吉野健太郎被告人(39)の公判が2015年6月、福井地方裁判所で開かれた。検察は「製造方法を実演して教えるなど、密造グループが犯行を成し遂げるための重要な役割を担った」として懲役2年を求刑した。

吉野健太郎被告人(埼玉県所沢市元町)は、2015年2月から6月までの間、危険ドラッグ密造グループと共謀して、大阪や岡山のハーブ店に危険ドラッグを販売したとして、薬事法違反の罪に問われている。また、密造グループに危険ドラッグの原料を販売したとも問われている。

検察は「福井に来て製造方法を実演して教えたり原料の仕入れ方法を教えたりするなど、密造グループが犯行を成し遂げるために重要な役割を担った」と指摘し、懲役2年、罰金100万円、追徴金約101万円を求刑した。これに対し、弁護側は「原料の仕入れなどの決定権は密造グループにあり、あくまで従属的な立場だった」として執行猶予のついた判決を求めた。弁護側すら犯罪事実を否定していない。「合法ハーブの販売を生業としていた」とされる吉野健太郎が従属的な立場とは信憑性に欠ける。仮に従属的な立場であったとしても命令に従った以上は同罪(ギルティ)である。判決言い渡しは2015年7月1日である。

尚、メディア報道では「吉野健太郎被告」と表現するが(「密造指南の男に懲役2年求刑」NHK福井放送局2015年6月3日)。被告は民事訴訟の用語であり、誤用である。民事訴訟と刑事訴訟の混同は東急不動産にも見られる。東急不動産消費者契約法違反訴訟で敗訴した東急不動産は東京高等裁判所に控訴したが、「控訴趣意書」を提出した。控訴趣意書は刑事事件の用語で、民事事件では控訴理由書である(林田力『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』Amazon Kindle)。

危険ドラッグは家計簿を破壊する。危険ドラッグは露出狂などの性獣を生む(林田力『危険ドラッグは風俗を乱す』アマゾンKindle)。薬物事件の再犯率は高い。破壊・脅し・脅迫・ダマシ・嘘・秘密・イジメは危険ドラッグ売人カルトの金になる。危険ドラッグ売人カルトが復活しないように監視・批判することも大切である。

吉野健太郎


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